和紙の原料は、楮(こうぞ)をはじめ三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などがあります。同じ樹木で、これらは木を伐った後に芽がでてきます。 和紙の主原料である楮(こうぞ)は、クワ科の植物で毎年冬に木を伐って製紙原料とするのですが、切った後から芽が出始め、それも一カ所から数本の芽がでることも珍しくなく、夏には青々とした葉が生い茂ります。
弊社では、和紙原料のひとつである楮(こうぞ)の栽培を推進することによって、現状の地球環境を維持するだけの環境保護に甘んじるのでなく、緑豊かな環境を自らの手で少しでもつくることを目指しています。
参考資料 「和紙の手帳」 全国手すき和紙連合会 「和紙の手帳Ⅱ」 全国手すき和紙連合会